きっと生えてくるから心配しないで！っていうけど、昔とは違います。

産後の抜け毛に悩んで年配の方に相談すると、「きっと生えてくるから心配しないで！」っていうけど、今は昔とは違います。

晩婚当たり前だしママ友若いし・・・

ある人いわく、

私は、息子を出産後約4ヶ月頃から抜け毛が増え始めました。

初めは「なんだか最近抜け毛が多いなぁ～まぁ、そのうち収まるでしょ～」とノンキに過ごしていました。
しかし、その後もどんどん抜ける量が増え続け、酷い時には毎回シャンプーする度に両手にゴッソリと抜け落ちた髪の毛がついてくるようになっていきました。

当時は「産後に抜け毛が増える」という知識が無く、どうしてこんなに髪の毛が抜けるのか、ただただ不安で怖くて仕方が無かったのを覚えています。
特に私の場合は、前頭部の抜け毛が酷く、前髪の生え際がかなり後退しおでこがとても広くなってしまいました。
久しぶりに会った私の母にも、「あなた、どうしたの？！そのおでこ？！」とビックリされ、余計に落ち込みました。

その後、インターネットなどで調べた結果、産後はホルモンの関係で髪の毛が抜けやすいこと、母乳で育てている人は特に抜けやすくなること、そして、大体産後1年くらい経てば生えてくることを知りました。

実際、私も抜け毛が酷かった時期(産後約4ヶ月～1年ほど)を過ぎたあたりから、少しずつ髪の毛が生えていきました。
髪が生え始めてきた頃は、髪の分け目のところから新しく生えてきた髪がツンツンと飛び出ているような見た目になりました。
その量が次第に増え始め、髪をおろしている時も分け目からたくさんのツンツン毛が生えていましたし、髪を結んだ時なんかは特にツンツン毛が目立つようになっていきました。

そのため、当時は私が産後の抜け毛から回復している途中だとは知らない人に会うのが少し恥ずかしかったです。
いちいち「産後に髪が抜けて、今生えてきている途中なの。
だからこの辺がツンツンしているの～」などと説明したりもしていました。

それでも、髪の毛が薄くなって「このまま生えてこなかったらどうしよう、毛が抜け続けてハゲてしまったらどうしよう・・・」と悩んだ時期を経ているので、そんなツンツン毛での生活も、恥ずかしさなんてどこかへ吹き飛ぶくらい嬉しかったです。

抜け毛が酷かった時期の対策としては、大豆を意識的に食べるようにしました。
大豆に含まれるイソフラボンが、女性ホルモンに似た働きをするということは以前から知っていたので、産後のホルモンバランスを整え抜け毛を抑えるのに有効なのではないかと考えたからです。

また、シャンプーをする時には極力弱い力で頭皮を洗うように心がけました。
それまではできるだけ頭皮を汚れを落とそうとゴシゴシ洗っていたので、そういう点も抜け毛の原因になってしまうのではないかと考えたからです。
強い力でではなく、弱い力で丁寧に頭皮をいたわりながら洗うようにしました。

現在、産後の抜け毛に悩んでいる方にお伝えしたいこと、それは、「産後の抜け毛は必ずまた生えてきます！だからそれを信じて、前向きに生活してくださいね。
」ということです。

毎日毎日抜けていく髪の毛を見る度に、暗い気持ちになってストレスが溜まってしまいがちですが、きっとまた生えてくるので、その抜け毛に対するストレスをお子さんへの愛情に変換して、前向きに子育てを楽しんで欲しいと思います。

いいこと言うけど、やっぱり待てない。それが悩みです・・・